重曹やレモン汁でホワイトニング

重曹やレモン汁を使ったホワイトニング。
YouTubeにも動画が投稿されるほど、巷で注目を集めていますよね。

歯科クリニックで行うホワイトニングは、1回数万とかなり高額だから家にあるもので簡単にホワイトにニング出来きるのは嬉しい。

・・・でも、これ歯にかなり負担になってるんですよ。



それでは、禁断の重曹・レモン汁を使ったホワイトニング方法をご紹介します・・・・・。

それでは重曹を使ったホワイトニングからご紹介します・・・。


重曹は、口臭や虫歯にも効くということで、市販されている歯磨き粉にも配合されるていることがあります。
それくらい効果がある成分なんですね。

最近では、YouTubeにも「重曹歯磨き粉の作り方」がアップされています。
見たことある方もいるのでは・・？

方法

方法も至ってシンプル。歯磨き粉の代わりに「重曹」を使うだけ。

重曹歯磨き粉の作り方

• 重曹に水を少しずつ加えて、ペースト状にする
  

  

• ペースト状になった重曹で歯磨き！
  

  

以上！

材料は「重曹」「水」だけです。
なんと総額100円以下です。

YouTubeでは、アロマオイルやココナッツオイルを加えて、自作歯磨き粉を作っている方もいました。

危険すぎる重曹でホワイトニング

口臭や虫歯にも効果ありで、歯も白くできるなんて、すごい！！しかも100円以下！

って思った方もいると思います。

でも絶対に真似しないでください。
リスクが大きすぎる・・。

そのリスクっていうのが、重曹が歯を研磨してしまうこと。


歯をヤスリで削ってるのと同じなんですね。

しかも重曹をしっかりペースト状にできなかったら、目が粗いヤスリで削っているようなもの。

なんの知識も持たない方が目分量でこれくらいかな？と勝手に量を決めて作った研磨歯磨き粉。
危険以外の何者でもないです。

しかも、ホワイトニング目的で作ったのに、逆に黄ばんでしまうこともあるんですよ。

というのも、歯に目には見えないミクロの傷ができて、そこにステイン（汚れ）が入り込むんです。

まな板の傷を思い浮かべれば分かりやすいかも。

長年使ったまな板って、傷だらけですよね？
で、傷に沿って黒ずみができて、いくら洗っても全然落ちない。

それが歯にも起きてるんです。


重曹で歯を磨いたせいで

削るのがダメなら溶かしてしまえ！

ってことで、レモン汁を使ったホワイトニング。

レモン汁の「酸」がステインを溶かしてくれるんです。

もちろん「酸」だったら、なんでも良いので「お酢」「クエン酸」なんかでもホワイトニングできます。

方法

重曹と同じく、こちらも方法は簡単。


綿棒にレモン汁を染み込ませて、歯を磨く（擦る）だけ。


重曹のように、ペースト状にする手間もないし、分量を間違えることもありませんね！

価格も「レモン汁」と「綿棒」だけ。
めちゃくちゃ激安です。

危険すぎるレモン汁でホワイトニング

でも残念・・・。
レモン汁を使ったホワイトニングも危険すぎる。

クエン酸は、つまるところ「酸」。

小学生の頃、酸でモノを溶かす実験やりませんでした？
酸って一番最強なんじゃないかとすごく楽しかった記憶があります笑。


で、この溶かす現象、歯にも起きてるんです。

歯も酸で溶けてしまうんですね。


「酸蝕歯」って聞いたことないですか？

酸蝕歯になると、冷たいものがしみたり（知覚過敏）、パキッと割れやすくなったりします。
前歯が透けてる方は要注意！

しかも、歯の表面（エナメル層）が溶けると、逆に歯が黄ばむことがあるんです。
エナメル層の中にある「象牙質」が、透けて見えてくるためですね。



レモン汁も重曹と同じく、危険すぎてあまりおすすめしません。

重曹やレモン汁を使って歯を白くする方法。

確かに、自宅で手軽に格安で、できるのでやりたくなる気持ちもわかります。
でも、何もリスクがなくホワイトニングできるなら、昔から流行っててもおかしくないですよね。

数万もするホワイトニングなんて、一瞬で潰れてしまいます。

つまり、リスクが高すぎるから、流行らなかった or 流行ってもすぐに廃れてしまったんだと思います。

あと、私としてはこの方法を完全に否定してるわけではありません！
1ヶ月に1回とか2回なら問題ないと思っています。

というのも、歯って再石灰化という自己修復機能があるんです。

つまり、たまに重曹で磨く程度であれば、そこまで影響はないんじゃないかなと思います。
（何があっても責任は負いません！！）